貴船神社奥宮(おくのみや)

2010-9-20 14:06 投稿者:  kyotoboy
貴船神社が創建されたのはこちら場所とのことです。
不思議なパワーがあるようで、色々な逸話がある神社です。

「御船形石」という船の形をした石積みがあり「王依姫御料」の黄船を、人目を忌みて小石で覆うた伝えられています。

また、本殿下に巨大な龍穴があり、その昔、貴船神社の普請をする大工が誤って、ノミをこの龍穴に落としてしまったところ、一天にわかにかき曇り、その龍穴からものすごい風が吹き上がり、そのノミを吹き上げたそうです。

さらには、「丑の刻参り発祥の地」としてもひそかに伝えられています。

以下 http://hiroba.gnavi.co.jp/usr/romp/trip/detailTrip/27222
より抜粋

午前一時半から三時半頃、白装束を身に纏い、頭にロウソクを挿して神社境内の神木等に藁人形を五寸釘で打ち付ける、という呪いの儀式は嵯峨天皇の御代(809〜823)に成立したもので、それを最初に行ったのは京都宇治の橋姫だと言われています。

橋姫は非常に嫉妬深かったのですが、夫はそれに嫌気がさして愛人をつくり家出。それに怒り狂った姫は宇治川に百夜の間、髪を浸し、「吾を鬼神にしたまえ」と祈願すると同時に京都市北山地区の貴船神社奥宮は丑の刻参りのメッカとなり、昭和初期まで頻繁に人目を忍んだ呪いの儀式が行われていたのでした。が、公然と行う古式に則った参りはなくなったものの、現代でも深夜、五寸釘と藁人形を手にここを訪れる者は絶えず、貴船神社本社の関係者が定期的に見回りをする際、よく藁人形や五寸釘が発見されると言います。

奥宮
奥宮
舞台とその奥に本殿
舞台とその奥に本殿
船形の石積み
船形の石積み
地図